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下町の真相と荒井畳店見学会
やどや友の会企画 下町の真相と荒井畳店見学会 を開催しました。
浅草にある、荒井啓佐司商店におじゃまして、同商店の代表取締役であり、たたみアドヴァイザーの荒井将佳さんに、畳の基礎の基礎を教えていただきました。荒井さんは日本を代表する畳専門家で、業界の内外を問わず、世界へ向けて日本のすばらしい文化である畳の情報提供に努めておられます。
今回の参加者は、今回の企画を考えてくださった遠藤さん、友の会メンバーの舘野さん、キャサリンさん、澤畑さん、今後メンバーになる予定のJTさん、やどや中野に宿泊中の片山さん、やどや代表山本の7名。

実際に畳を見せながらお話をしてくださる荒井さん

当日用意してくださったレジメ
1.ポータビリティだった畳
2.なぜこんなにも厚く重くて、しかも大きくなったのか?
3.たくさんの機能を欲張って持たせなければ
4.浅草の観音様と同じ歴史のもの
5.カーペットの特性を得てさらに進化したけれど
6.人間工学と宇宙工学と自然科学
7.人と飲食と畳
8.思いやりの心


実際に畳を見せながらお話をしてくださる荒井さん


実際に畳を見せながらお話をしてくださる荒井さん


参加者はみんな、日本の文化に興味あり、やっぱり部屋は畳でしょう!!というメンバーばかりですが、では、畳は一体どういうものなのか?と聞かれたら口ごもってしまう畳初心者。そのようなメンバーにも分かりやすいよう、このような資料を用意し、分かりやすくお話をしてくださいました。。英語のものもあります。

まず、お茶をいただきながら、畳が「たたみ」と呼ばれるようになった理由などから始まり、現在では、畳技術にナノテクノロジーを利用する研究がなされているお話まで、興味深く聞かせていただきました。

畳セミナーのあと、近くにある「大林」という飲み屋で、夕涼みをしながらいっぱいやりました。
荒井さんはそこでも畳についてお話をしてくださり、畳への情熱が伺えたような気がしました。

今年は江戸開府400年とかで、いわゆる日本的なものが人気が出てきているようですが、どこかしらうそっぽいなあとしか感じられないでもないのはどうしてでしょうか。そんな私も本屋でたくさん並ぶ関連本をついつい購入して、なんちゃって日本ツウ気分になったりしているのですが。。

荒井さんは、畳というものを通し、日本というものを感じ、生きているように思いました。そして、伝統を受け継ぎ、しかしその伝統というものに固執するのでなく、そのしっかりとした土台の上で新しい技術をどんどんと取り入れて、世界に広めるべく努めていらっしゃいます。

ビールを飲みながら
「すごいですね!?」と単純な言葉を発したところ、「いやいや、遊びですよ」と、聞いていて気持ちよくなる美しい日本語で答えてくださいました。
荒井さんにお会いして、畳への興味が深まったことはもちろん、下町の人の生き方や人柄などを感じられ、かっこいいなあ、と思ったのでした。
レポート:やどや代表山本
2003年6月16日
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